本日2020年11月14日。


私が初めてパーラーメイドとしてお給仕をした日から
2095日が経過しました。

みなさま、ごきげんよう。
ルナでございます。

luna

こうして言葉を紡ぐことができるもの最後となります。
あ、嘘です。当館のメールマガジンを購読してくださっている方へ
明日、最後のメールマガジンをお届けします。(といっても何も特別なことはございませんが
どうか最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

2095日。

月日が過ぎると、先輩しかいなかった環境がいまはたくさんの後輩に囲まれていました。

あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!
「私は やっとパーラーメイドになれた かと思ったら
 いつのまにか後輩に囲まれていた」
な…何を言っているのか わからねーと思うが
私も何をされたのか わからなかった… ©ポルナレフ様
2095日経っているはずなのですが、なんだか今日まであっという間だったような気もします。
メイドが移り変わっていく中で、変わらない「シャッツキステ」があって、
変わっていく良さとずっと変わらない凄さが共存しているような
不思議な場所だなあとつくづく思います。
ひょんなことからそんな不思議な場所にメイドとして関われたこともまた私の人生の中で不思議な出来事でした。

旅人様も、メイドも(私も)とっても愛していて大切なシャッツキステという場所を守りたいという想いで、想いだけでここまで奔走してきた気がします。

正直なところ、まだ最後の開館日の最後の旅人様もお見送りしていませんし、運営メイドとしての責務もあり、閉館の前日にして感傷に浸るのはまだ早いという気分もあります。
本当に実感するのは「本当に全てが終わったとき」なのかもしれません。
でも、閉館に向けての準備が進むごとに、なんだか後ろ髪惹かれるような気持ちが芽生えているのもまた事実です。


私がシャッツキステのメイドとしていられたのは
偶然の重なりであり必然のようにも感じます。

あの時こうしていなければ……この時こうしていたら……
きっと今こうしてメイド日誌を綴っていることはなかったなあと思うと
今が奇跡のようで、たくさんの奇跡でいまの自分が形成されているなあと感じます。

旅人様との出会いもまた奇跡です。
これまでご来館してくださった皆さま
遠くから見守っていてくださった皆さま

広い世界の中でシャッツキステを見つけてくださってありがとうございました。

今までいろいろな個性豊かなメイドがいたように、
旅人様もまた唯一無二の存在です。
楽しく素敵な時間を旅人様と共有できたことは、宝物の記憶になって
記憶力の良い私の脳内に永遠に刻み込まれることでしょう。
旅人様も覚えていてくださいね。
この先の旅路のふとした瞬間にシャッツキステの郷愁に浸るのもきっと悪くないですよ。

くれぐれもお身体に気を付けて。
これからも楽しく、素敵な日々を過ごせるよう願っています。


シャッツキステはいろんな次元 いろんな場所とつながっている場所です。
また、迷い込むことがあるかもしれません。
そのときはよろしくお願いしますね。



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春組 ルナ