ごきげんよう シズクです。
やっとの思いで行くことができた新しいクラゲ水槽は今年1番の美しい景色でした。
1年間通える魔法の切手を手に入れたのになかなかお出かけができないので、また来年いけたらいいなあ…。
光が届かない海底のような暗闇の中でふわふわと浮かぶクラゲはとっても癒されますよー。
最近ちらっと読んだ本の中に「芸術作品を見るときに、作品ではなく解説や作者のプレートのほうを長い時間みていませんか?」と問いかけられて思わずどきっとしたので情報社会の昨今、ひたすら水槽を眺める時間とそのときに感ることのできる感性を大切にしていきたいと思います。(知見を深めることはとても大切です。!)
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今月は初音ミクちゃんのお誕生日ですね。
私がアキバカルチャーと呼ばれるものを好きになったのも、この土地に立ってお給仕していることもミクちゃんが原点です。
ミクちゃんから伸びた枝葉に、私が追いつくことは難しくて全てを追うことはできませんが
机の上に佇む2頭身の姿や、毎日耳にする音楽に私の日常の1部にミクちゃんが居ます。
最近はflosを聴くことが多いかなあ…。この曲ももう2年前ですね。
ここ2−3年のボカロはとってもお洒落ですよね。
黎明期の初音ミクは「音」の「楽しさ」を伝えたいクリエイター(ボカロP)が様々な角度から新しい音楽を発信していてネギを振りかざしたり野菜ジュースのボトルを振ったり…(回ったり振ったりする曲が多かったのじゃ…)
今はDTMに特化した楽器ではでない音を使用した音楽がふえたような気がします(当社比)
今はDTMに特化した楽器ではでない音を使用した音楽がふえたような気がします(当社比)
さておき、
ミクちゃんとの出会いは私にもうひとつ大きなものを与えてくれたキャラクターです。
私は小さいころ、青と緑の見分けが人より疎かったようで
自宅のカーペットの青が緑に見えたり、信号の色も極端に水色か、深い緑色とその時により様々な景色をみていました。
絵の具の青と緑はわかるのに、絵画や自然のなかで周りに他の色が混じると境界がわからなくなってしまう不思議な色覚でした。
当時特に生活に支障はありませんでしたし、周りの人と比べることもせず、治すということすら考えずに過ごしていてそんなときに
インターネットの海の中でとある少女に出会いました。
それが初音ミクちゃんです。
曲を調べているうちに一人一人のマスターごとにミクちゃんの色が違うこと徐々に気づき始め
深海少女 メルト ロミオとシンデレラ の3つのイラストを見たときに私ははっきりと青と緑を認識できるようになりました。
結局のところ私の興味関心による青と緑の重要度が低かっただけだと思います。
色を気付かせてくれたミクちゃんを神のように崇めるつもりはありませんが、感謝してもしきれない存在なのです。
来年も、再来年も10年後も初音ミクが先ゆくバーチャルアイドルでありますように。
みなさまが思い浮かべるミクちゃんは何色ですか?
思い浮かべたら公式ホームページを見てみてくださいね。
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来月は何についてお話ししましょうか
館内でもたくさんお話ししましょうね
それではごきげんよう
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