私は当館のポイントカードに自分の似顔絵をよく描くのですが、
その似顔絵を見た旅人様から「これカッパ?」「芋虫かと思いました!」など様々な感想を頂きます。
2時間かけて考えた似顔絵(自信作)が、人間の顔以外のものに見えるとは何事…。


ごきげんよう、ミツキです。
mitsuki

さてさて、私の似顔絵の話は一旦置いておくとして。


みなさまには苦手なことはありますか?
例えば歌うことや料理、計算など…。私は踊ることが大の苦手です。

自覚はないのですが、友人曰くミツキのダンスは言い表せない独特の動きをしているそうです。
リズム感がないのか身体の使い方のコツを掴めていないのか、はたまた壊滅的にセンスがないのか…。
しかもどんなに練習しても全く上達しないという救いのなさ。

ミツキのダンスはなんか変だと同い年の子たちの間で有名になり、ダンスの授業のときに指導の先生5人に囲まれるなど、
とにかくダンスにおいては圧倒的なカリスマ性(笑)がありました。


そんな大の不得意分野を抱えるミツキだからこそ思うことがあります。
それは、苦手を逆手にとって自分の持ち味にできる人は強いなということ。
例えばNo. 1の音痴を決める歌番組や、運動が苦手な人を集めて様々な競技をするバラエティなどに出ている芸能人のみなさんとか!
不得意をただ不得意というだけでは終わらせないガッツが素敵だなと思います。

さらに運動中常に膝が伸びている芸人さんは「ヒザ神」、個性的すぎる絵を描く歌のお姉さんは「画伯」など、
色々な意味で飛び抜けている方々には特別な名前がついて愛されるのです。

これはある種の開き直りともいえますが…。
何事も上達を目指して努力することは大切だけれど、全ての分野においてその姿勢だと息がつまるような気がします。
苦手なことがある自分を許し、さらにその苦手をユーモアに変えて自分の個性にする姿勢も大切にしたいなと私は思うのです。


…というわけで、似顔絵の件に関して今から開き直りたいと思います!

〜開き直りタイム〜
2時間もかけて考えた似顔絵のデザイン、今さら変える気はさらさらありません。
これは失敗作ではない。むしろ見る人によって解釈が分かれる、これこそまさに"Art"なのではないでしょうか…?(違う)