nobara

ノバラです。ご機嫌麗しゅうお過ごしでございますか。
つい先日は七夕でしたね。当館でも笹を飾り、いらっしゃる旅人さま方にも短冊を書いていただいておりました。何かひとつ、と言われるとあれもこれもと欲が出て来ていけませんね。ノバラ史上最古の七夕の記憶では、「双子になれますように」と星にお願いしました。多分まだ叶っていないようです。

いらっしゃる旅人さまと、お願い事がなかなか浮かばないから、何か新しい事や一度諦めた事にチャレンジしてみるのもいいですよねぇというお話もしました。自ら窓を開け、新しい風を吹き込む事も素敵だなとその時感じたのでした。習い事でも、積み上がった本を読んでみるでも、いつもと違う道で帰ってみるでも、何でもいいですよね。ゆるゆるやっていきましょ〜


そのゆるゆる第一弾として、半年ほど前に視聴途中になっていた「少女革命ウテナ」を最近思い出したように見ています。内容はぜんっぜんゆるくないです。よく言われるんですよ、「ウテナ見てないんですか!!!?!?あれも百合じゃないんですか???好きそうなのに!!??」と。すみません。超大作ですが見ていなかったんです。以前百合夜話をやらせて頂いた際にとったアンケートで、少女革命ウテナの事を書かれていらした方がいたこともあり、ずっとずっと気になってはいたのです!

そんなこんなで最終話の2話手前の、37話までなんとか漕ぎ着けました。

・・・・どうですか?みなさま・・・ウテナ・・・どうですか・・・。1話からここまで色んなことがあり過ぎていて正直何から喋っていいのか全く分かりません。今夜は、ここまで見た感想をいっぱいお話するぞ〜!と意気込んでいたのが恥ずかしいですし、何を書いても的外れな見解になりそうで怖いです・・・わたしは一体何を見せられているのでしょう。


少し本題とはずれますが・・・ところで・・・百合好きのみなさま・・・枝織と樹璃のお話の回はご覧になりましたでしょうか?・・・大変な事になっていたのですが・・・?????枝織は樹璃のことが好きすぎませんかね??早く素直になって枝織!!!!とにかく!!早く!素直に!!!なるのです!!!樹璃のHPはもう限界よ!!!!第三者から見るとよく分かるんですよ、枝織さん、あなたは樹璃さんの事がもしかして好きでしょう・・・???ここだけの話なんですがね、枝織さん。わたしが思うにですね、樹璃さんもね、相当枝織さんの事を考えていますよ。胸に手を当ててよぉ〜く考えてみてください。簡単だと思います・・・とは言っても一筋縄ではいかないのが関係性でもあります。

枝織は自分の事を好いている樹璃に優越感を感じているように見えます。見た目も麗しく、頭もキレ、身体能力も高く、学園の人気者に好かれている彼女と自分とを比べてしまって劣等感を感じているようにも見えます。樹璃のようになりたい、でもなれない、本当は近づきたいのに意地悪してしまう、欲しいのに手に入らない。そんな二面性をみせてくれるキャラクターだなぁと思うのです。

樹璃は自分に力があることも、ちゃんと分かっている。きっと樹璃は、彼女が例え悪に染まろうと、決して彼女を見放さないような強さと優しさをもっている。それが樹璃の、時折見せる儚げで少しもの悲しいような表情や凛とした声の魅力をつくっていると思うし、愛し方が諸刃の剣・・・なんだと思います。

わたしはもうふたりの幸せをすごく願っていますので、枝織さんは釣り合わないなぁなどとなるべく思わず遠慮なく樹璃さんに愛されて頂きたいですし、樹璃さんは枝織さんを目の前にすると・・・大変勇気のいることと思いますが、ほんの少しヘタレになるのを踏ん張って、どうぞよろしくお願いいたします。



なんとここまでウテナやアンシーの話を一切していないという・・・。このふたりや周りのデュエリスト関係者の思惑や立ち位置が難し過ぎて複雑過ぎて・・・。まず正直に、わたしが少女革命ウテナに感じたのは、お話がおそろしくて悲しいと言う事です。今日明日自分がとる行動が必ず未来に直結していくような、みんなが表面張力みたいなぎりぎりの世界に生きているような、そんなことを考えました。そして人間の良いところも悪いところもどちらも沢山描かれていてすごく面白いのです。

今わたしは37話まで見たのですが、王子様に憧れているウテナがそのように振る舞うのを正しいと思い、単に薔薇の花嫁を救う物語ではないような気がしてきています。自分の信念を持って生きていくのはとても気高いことだと思います。でも色んな経験をしてみてそれを再確認するもよし、気分を変えてみるもよし、いいとこ取りしちゃうのもよし、そうやってまた自分をアップデートさせていく物語なのかなぁと感じています。

あと、最終話予想として少し。そういえば〝ウテナ〟という名前、あまり聞いた事のない響きだなぁと思っていたので調べてみたのです。そうしましたら、

うてな【▽台】
1 四方を眺めるために建てられた高い建物。
2 極楽に往生した者の座る蓮の花の形をした台。
3 「萼」とも書く。花の萼。
4 眺望をよくするために、土を積んで高くした所。

とありました。対象となるものがいて、〝うてな〟は成立するのでしょうか。萼・・・ですか。アンシーが薔薇だからウテナは萼。呪いを一身に引き受け孤独なアンシーを支えるウテナ。ウテナ・・・どうなってしまうのでしょう。このままだと盛大にフラグが立ったままです。でもそれだけじゃないと信じています。わたしはこの作品を見ていて、アンシーの気持ちを考えるのにすごく苦労したのですが・・・もし、もしアンシーがウテナの事を友達として少しでも思っていてくれたら、これほどに良い最終話はないだろうなぁと今考えています。あぁ全員に救いを・・・


そんなわけで、登場人物の関係性、それぞれの思惑、名場面集などなど、旅人さまのお話もとてもお聞きしてみたいです。



それでは決闘場でお会いいたしましょう。なんちゃって!






ノバラ