ごきげんよう、ルナでございます。

luna

明日から7月、今年も後半戦ですね。早いような、長かったような…。
梅雨のジメジメした空気に打ち勝つために、先日今年初の除湿を稼働させました。
高湿度は疲れやすくなったりと身体の不調も起こりやすいですから、
皆さまもお気をつけくださいませ。


ルナの絵画紹介コーナー
◇今月の1枚⭐︎。•*・

サルバドール・ダリ
1958年《瞑想するバラ》

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まず目に入ってくるのは青空に浮かんでいる真っ赤な薔薇。
花びらには大粒の水滴がついており、こぼれ落ちそうなくらい立体感をもって描かれ
太陽のような薔薇は真っ赤でみずみずしく、生き生きとしています。
地平線が遠くに見え、建物が細密に描かれ、手前に立つ2人の人物からは影が伸びています。
この2人は恋人同士なのでしょうか?赤い薔薇は「愛」「情熱」といった花言葉を持ち、
また1本の薔薇は「一目惚れ」「あなただけ」という意味があるといいます。
大きな愛を前に想いを巡らすようなロマンティックさを感じるところがこの絵のとても好きなところです。

サルバドール・ダリは私の一番好きな芸術家なのですが、好きな作品がたくさんある中であえてこの作品を選びました。幼少期の記憶から結びついた様々なモチーフを描いたり、ダブルイメージ(二つのイメージを重ね合わせて表現する)を用いた作品が多くあるダリの絵画。その中でもとても純粋にシンプルで綺麗な作品だなと思います。ダリの作品はモチーフや描かれているものの他に、空の描き方や色使いも注目ポイントだなと個人的に思っています!
もし鑑賞する機会があれば、皆さまも注目してみてくださいね。

それでは、またお会いしましょう。